ピルを飲むと痩せにくくなる?
こんにちは!カウンセラーの小島です。生理不順や避妊目的でピルを服用されている女性は多いと思いますが、副作用で太りやすくなったり、痩せにくくなったりすると、一度は聞いたことがあると思います。今日はアステルのカウンセリング時にもよく質問される、ピルを飲むと痩せにくくなるのか?について書いていきます。
【目次】
低用量ピルとは
ピルの副作用
ピルを飲んでも太りにくくなる方法
まとめ
最後に
低用量ピルとは
低用量ピルは、別名「経口避妊薬」と言われています。生理不順のある方や、避妊目的、子宮内膜症の改善目的で使用される薬です。また、PMS(生理前に起こる身体的・精神的な諸症状のこと)の改善目的で使わることも多いです。PMSの症状が酷い方は仕事を休まなければいけなかったり、気分の落ち込みが激しくなるなど、私生活にも大きな影響を及ぼします。ピルを服用すると女性ホルモンの急激な変動を抑えられて、PMSの改善に繋がります。PMSは運動習慣や食生活で改善されるものでもあるので、詳しくはこちらをご覧ください。
ピルの副作用
□むくみ
□食欲増進
□腸内環境の悪化
むくみ
ピルに含まれるエストロゲンという女性ホルモンは、水分を体内にためこみます。不要な水分が体内にたまって、体重が増えることもあります。むくみを防ぐためには、ビタミン・ミネラルやたんぱく質を摂ってバランスの良い食事に気を付けることと、適度に運動をすることが大切です。毎日のお風呂をシャワーだけで済ましてしまう人は、しっかり入浴もしましょう。
食欲増進
ピルに含まれる黄体ホルモンは、食欲を増進させます。食べ過ぎに注意して、間食をナッツやゆで卵にしたり、プロテインに置き換えるのもおすすめです。食物繊維が豊富な食材をとることで、腸内環境も良くなり、お腹も満たされます。
腸内環境の悪化
ピルにはステロイドに似た化学構造で、腸内環境を悪化させる可能性があります。腸内環境が乱れると便秘になったり、栄養の吸収が上手くいかなくなるなど、ダイエットや健康の面にも悪い影響があります。長期的にピルを服用している方は腸内環境が悪く、痩せにくい体になっているかもしれません。
ピルを飲んでも太りにくくなる方法
ピルを飲んでも太りにくくなる方法はズバリ、腸内環境を整えること!これは痩せたい人すべてに当てはまることです。腸内環境を悪化させる、下記のような食材は控えるようにしましょう。
腸内環境を悪化させる食材
□精製された砂糖
□グルテン(小麦など)
□食品添加物
□人口甘味料
砂糖はラカントに置き換えて、パンは玄米に置き換えることで、腸内環境の悪化を防ぐことができます。食品添加物や人口甘味料を完全に摂らないのは、現代では難しいことかもしれません。出来るだけコンビニの利用を減らして、成分表示を見るようクセをつけると控えることが出来ますよ!腸内環境を悪化させる食材を控えたら、下記のような腸内環境を整える食材を摂りましょう。
腸内環境を整える食材
□味噌やキムチなどの発酵食品
□海藻類やキウイなどの水溶性食物繊維
□きのこや大豆などの不溶性食物繊維
□バナナやにんにくなどのオリゴ糖
特におすすめなのがきのこ類です。きのこがおすすめな理由はこちらをご覧ください。注意が必要なのは、便秘の時に食物繊維を摂りすぎてしまうと、余計便秘がひどくなってしまうことです。不溶性と水溶性をバランス良く摂ることも大切です。
まとめ
ピルはむくみやすくなる、食欲が増える、腸内環境が悪くなるなどの副作用があり、痩せにくくなる可能性があります。ただ腸内環境を整えることで痩せやすく太りにくい体になるため、生活習慣や食べるものをより気をつければ、ダイエットも問題なくおこなえます。ピルを飲むことなどの悩みが改善されるので、太るからといって服用を止めるのではなく、食生活に気をつけて上手く付き合っていきましょう。
最後に
アステルでは、今回のような女性特有の悩みにも対応しています。体験トレーニングの後におこなうカウンセリングで、お客様のお悩みをお伺いし、改善のためのアドバイスをしていきます。食事や運動、生活習慣を整えることで解決する身体の悩みは多いです。カウンセリングのみでも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね!