コラム
2021/11/09

冷えを改善する栄養素3選

こんにちは。カウンセラーの小島です。肌寒くなり、冷えが気になる季節がやってきましたね。今回はこれからの季節に役立つ冷え症改善におすすめの栄養素3選を紹介していきます。

【目次】
冷えの原因
生姜に含まれるジンゲロール
熱を作り出すショウガオール
血流改善のオメガ3脂肪酸
まとめ

冷えの原因

冷えの原因は、血流の悪さです。手足などの末端が冷えやすい方が多いですが、これは末端にある毛細血管の血の流れが悪くなることで起こります。特に女性は筋肉量が少ないため、冷え症になりやすい方が多いです。改善するための栄養素は後ほど紹介しますが、運動をして筋肉をつけたり、生活習慣を改善することも冷えの改善に大きな効果があります。

冷えのタイプ

末端冷え症
血液がドロドロで血流が悪くなると、手足の先まで血液が届かなくなります。食事と運動で血流を改善し、冷えた場合はお腹から温めると良いでしょう。

下半身冷え症
腰から下が冷えやすいタイプの人は、身体の歪みが原因です。身体が歪んで下半身への血流が悪くなると、下半身に脂肪が付きやすくなり冷えやすい身体になります。デスクワークなど同じ姿勢が仕事をしている方は注意が必要です。スクワットなどで下半身を鍛えることと、普段から姿勢に気を付けて過ごすことが大切です。

内臓冷え症
自律神経の乱れが原因です。季節の変わり目や、ストレス、不規則な生活で自律神経は乱れやすくなります。内臓が冷えるとお腹を下しやすくなったり、身体が重く感じたりします。湯舟に浸かってリラックスしたり、温かい飲み物を飲むようにして、身体の内側から温めることを意識しましょう。

生姜に含まれるジンゲロール

「ジンゲロール」とは生の生姜に含まれる辛味成分です。ジンゲロールには冷えて細くなった血管を拡張させる働きがあります。またそれだけでなく、殺菌作用や、吐き気や頭痛を抑える作用があるため、体調が悪い時に摂取するのもおすすめです。この成分は長く酸素に触れていると酸化してしまうため、食べる直前にすりおろすなどの調理をするのがおすすめです。
【摂り方】
甘酢漬け、すりおろし生姜(冷奴に乗せるなど)、新生姜の味噌付け

熱を作り出すショウガオール

「ショウガオール」とは加熱した生姜に含まれる成分です。ショウガオールと同様血管拡張作用があり、熱を作り出して身体を内側から温めてくれます。生理痛の原因となる「プロスタグランジン」を抑える効果があるので女性には特におすすめです。元々体温が低い方はショウガオールを積極的に摂取すると良いでしょう。
【摂り方】
生姜紅茶、生姜スープ

血流改善のオメガ3脂肪酸

「オメガ3脂肪酸」は血流を良くしてくれる成分です。血液をサラサラにしてくれるだけでなく、中性脂肪を下げる効果もあるためダイエットにもおすすめです。オメガ3脂肪酸はたんぱく質と一緒に摂取することでより効果を発揮します。アマニ油やえごま油から摂取する場合は、たんぱく質(特に魚)と一緒に摂るのが良いでしょう。
【摂り方】
鯖などの青魚、アマニ油、えごま油

まとめ

いかがでしたか?紹介した食材を摂取するだけでなく、運動をしたり入浴の習慣をつけるなど、生活習慣を改善することが大切です。正しいトレーニングで姿勢を改善することも冷え症の改善につながります。是非アステルのパーソナルトレーニングやピラティスで姿勢を改善しにきて下さい。食事指導もおこなっていますので、冷え症改善メニューなども紹介できますよ。