パーソナルジムで教える朝食の重要性
こんにちは。名古屋栄のパーソナルトレーニングジムアステルの大塚です。以前食べていないのに痩せない理由をブログに載せました。見てない方は是非こちらをご覧ください。このブログではしっかり食べたほうが痩せるという事をお伝えしました。今回はその食事の中で最もダイエットにおいて大切な「朝食」について書きます。朝食は3食の中でも1番抜きがちになりやすい食事ですが、朝食をしっかり食べる事がダイエットの近道になります。今回は朝食の大切さを2つお伝えします。
【目次】
代謝を上げて消費カロリーを増やす
人間は摂取カロリーより消費カロリーを上回る事で痩せる事ができます。食べなければ摂取カロリーが少なくなり、良いと思うかもしれませんが、朝ごはんを食べると消費カロリーを増やす事が可能になるんです。人間が消費するカロリーは、基礎代謝量、身体活動量、食事誘発性熱産生の3つからなります。この3つのなかの食事誘発性熱産生とは食事を摂ると体内に吸収した栄養素が分解され、その分解された一部が体の熱に変化して代謝を高めカロリー消費量を増やしてくれる働きのことです。この食事誘発性熱産生は夜よりも朝の方が消費カロリーが多いと言われています。特にタンパク質は摂取量の30%がこの食事誘発性熱産生により熱に変わります。つまり、朝食でタンパク質をしっかり食べることで消費カロリーが増えダイエットがスムーズに進みます。アステルのパーソナルトレーニングでは食事指導も行っており、朝食の見直しからアドバイスさせていただくことがとても多いです。ダイエットになると極端に食べる量を減らしてしまう方が多いですが、しっかり食べる。特に朝はタンパク質を食べていただくようにしています。
さらに朝食を食べると1日の体温を高く保つ事ができます。人間の体温は1度上がるごとに代謝量13%と増えると言われています。しかし、朝食を抜いてしまうと体温が低くなります。朝食を抜いて摂取カロリーを減らすより、きちんと食べて消費カロリーを増やした方が太りにくくなりダイエットは成功します。
血糖値の上昇を防ぐ
朝食を食べると昼ごはん以降の血糖値の上昇を防げることができます。朝食を抜くと、前日の夕食からその日の昼ごはんまでかなり時間が空くことになります。長時間何も食べておらず、おなかが空いていると食べ過ぎたり、早食いをしてしまいます。食べ過ぎや早食いは血糖値の急上昇を招き、それを下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。このインスリンは食事から取り入れた糖質を体に取り込ませエネルギーとして蓄えられると同時に、エネルギーとして使い切れなかった糖質を脂肪として体内に蓄える働きをします。血糖値が急上昇するとその分インスリンが多く分泌され、体に蓄えられるエネルギー量は決まっている為、脂肪を蓄えやすくなってしまうということです。お昼ご飯を食べた後に睡魔に襲われることはありませんか?これは血糖値が乱高下しているサインです。朝食をしっかり食べて血糖値をコントロールすることで昼食後も睡魔に襲われることなく集中して仕事に取り組めるかもしれません。
まとめ
ダイエット中だからといって、朝食を抜いてしまうのは良くありません。朝食を抜くことはむしろ体に脂肪を蓄えてしまう原因となります。ダイエット中でもしっかりと朝食を食べることで、カロリー消費を増やしたり、血糖値の急上昇を防いだりダイエットを成功させるために重要な要素がたくさんあります。朝食を食べる習慣がない方はとりあえずゆで卵から始めてみましょう。
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