コラム
2021/12/17

脂肪燃焼しやすい身体を作る4つの栄養素

こんにちは。名古屋栄のパーソナルトレーニングジムアステルの大塚です。冬になって外出の機会も減り、体重の増加が気になる方は多いのではないでしょうか。効率よく脂肪を燃やせたらうれしいですよね。今回は少し意識して摂取するだけで、脂肪燃焼しやすい身体になる方法をお伝えします。

【目次】
脂肪燃焼の仕組み
1.たんぱく質
2.鉄
3.ビタミン
4.ミネラル
まとめ

脂肪燃焼の仕組み

食生活の乱れや運動不足などでエネルギーが余ってしまうと、体内で中性脂肪として蓄積されます。脂肪を燃焼するということは、この余分に蓄えられたエネルギーを「分解して、消費する」ということです。「分解」するためにはこれから紹介する栄養素が必要になります。脂肪が増えたからといって極端に食事量を減らしてしまうと、分解に必要な栄養が足りなくなり、脂肪が燃えにくい状態になります。バランスのとれた食事を心がけましょう。「消費」するためには筋肉をつけて基礎代謝をアップしたり、運動する必要があります。

1.たんぱく質

まず大前提として筋肉や内臓はタンパク質で構成されています。また脂肪を燃焼してエネルギーに変える「ミトコンドリア」という細胞もタンパク質からできています。このミトコンドリアは筋肉を破壊・再生する段階でも活躍し、筋肉の再生をしてくれます。タンパク質が不足してしまうと、そもそもの筋肉の原料がなく、ミトコンドリアも作られなくなってしまいます。つまり筋肉が作られず、脂肪が燃えないという悪い流れになります。1日に体重×1.5〜2gを意識して摂取してみましょう。

2.鉄

鉄は摂った栄養や脂肪をエネルギーに変え、燃焼しやすい状態にしてくれる栄養素です。鉄が不足すると摂取した栄養をエネルギーに変えにくくなり、脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。この鉄を摂取するのは意外と難しく、レバー250gで1日に必要な摂取量が確保できます。でも毎日レバー250gを摂取するのはむずかしいので、サプリでの摂取が1番おすすめです。

3.ビタミン

ビタミンは脂肪を燃やす助けをしてくれる効果があります。ビタミンがないと、脂肪燃焼力が弱くなってしまいます。ビタミンには種類があり、とくにC・B群を意識して摂取しましょう。ビタミンCは代謝を上げ、無駄な栄養を蓄積しにくくする効果があります。ビタミンB群はタンパク質・脂質・糖質を効率良くエネルギーに変えてくれる効果や、摂取したものを代謝しやすくしたり、必要な栄養を吸収しやすくしてくれる効果もあります。このビタミンC・B群は水溶性といって身体に溜め込むことができす、尿として流れてしまう種類です。ですので毎日取る必要があります。ビタミンCはパプリカやブロッコリー、ビタミンB群はお肉やお魚を意識して摂取してみてください。ビタミンCは鉄と摂取すると効果がアップするので、一緒に摂るのがおすすめです。

4.ミネラル

ミネラルは脂肪を燃焼させてエネルギーに変える段階で欠かせない存在です。特にマグネシウム・亜鉛を意識して摂りましょう。マグネシウムは皮膚からも吸収できます。エプソムソルトというお風呂に入れる塩はマグネシウムが豊富で、お風呂に入っているだけでマグネシウムを吸収できるのでおすすめです。
亜鉛は貝類・お肉・豆類に含まれていますが、その量はとても少ないです。亜鉛を効率よく摂取するにはサプリがおすすめです。亜鉛はタンパク質が不足している状態で摂取すると、下痢・めまい・吐き気を引き起こします。必ずタンパク質の摂取が十分できている上で、亜鉛を摂取しましょう。

まとめ

今回お伝えしたのは脂肪を燃焼するために大前提として必要な栄養素になります。ここにプラスして、運動や食事改善、生活習慣の見直し行なっていく事でダイエットや減量は成功します。紹介した栄養素を摂取して、まずは皆さんも脂肪燃焼の基盤を作ることを意識してみて下さい。